©GMO GlobalSign Holdings
安心・安全な電子契約を実現するクラウド型サービスの「電子印鑑GMOサイン」は2015年にリリースされて以来、順調にサービスの普及率を拡大してきた。今後は大企業に限らずミドルマーケットや自治体にもターゲットを広げ、職種を超えたチームで連携しGMOサインの日本中への拡充を目指していく。
カスタマーサクセス
TOMOHIRO HASEGAWA
長谷川 智洋
電子契約事業部
営業セクション
カスタマーサクセスG
チーフ
営業
NATSUMI HONDA
本田 夏海
電子契約事業部
デジタル・ガバメント支援室
営業担当
マーケター
ASAMI YOSHIDA
吉田 麻未
電子契約事業部
事業統括セクション
販売推進グループ
グループチーフ
営業
KOHEI KANEKO
金子 幸平
電子契約事業部
営業セクション
パートナー・アライアンスグループ
STORY 01
PDFなどの電子文書や電子証明書を使用しオンライン上で契約を取り交わすクラウド型の電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」。2015年11月のリリース以来、法改正やコロナ禍のリモートワークの需要に伴い、順調にその業績を伸ばしてきた。電子契約の認知度は少しずつ上がってきたという自負もあるが、まだまだ契約業務の電子化は進んでいないと感じることもあるという。 「わたし自身、前職もIT企業で働いていたのですが、コロナ禍で緊急事態宣言が発令されている中、押印のために出社することがありました。電子契約というサービスがあること自体は認知していたので、非常にもどかしい気持ちでしたね。IT企業でさえこの状態なので、社会的にはまだまだ電子契約サービスは浸透していないと感じました」 そういった思いから当社に転職し、今ではGMOサインの日本中への普及に向けてこのチームで奮闘している。このチームはマーケティング、営業、カスタマーサクセスと職種を超えたメンバーが連携を取り合い、GMOサインの普及拡大に向けて活動しているチームである。
STORY 02
さらなるGMOサインの拡充を目指し、大企業だけではなくミドルマーケットや個人事業主、最近では自治体への営業活動にも力を入れているという。 「自治体は一般的な企業と違って、サービスを導入するまでに多くの段階を踏まなければなりません。庁内でシステム導入の必要有無の検討を行い、申請をして予算の確保、議会にかけてやっと承認が下りる。すぐに数字が出てくる分野ではないし、自治体ならではの用語やスケジュールの進め方などもあり最初は苦労しました。長期スパンでの関わりが必要になってくるため、関係性を作るところから大事にしています」 また役所などの自治体は民間の企業よりも、契約業務に関してガバナンスを強化したいというニーズも存在する。そういった要望に対しても、問題なくソリューション提案できるのがGMOサインの利点だ。 「GMOサインの大きな特徴として、署名パターンを複数から選択できるという機能が多数あります。それらを組み合わせて、より本人性が高い署名方法を提供することもできる。相手によって使い分けもできるので、内容に応じて紙と変わらず重要な契約締結も可能です」 また導入後の設定や運用開始までのフォローを行うなど、徹底したサポート体制も整えている。結果多くの企業に評価され、導入企業社数No.1、そして契約送信数No.1を獲得できるまでのサービスに成長した。
「電話でのサポートやヘルプページの充実はもちろん、マニュアルを動画で提供するなど誰にでも使いやすいサービスを徹底しています。サポートを外部委託にせず自社で行っているため、レスポンスが早いことも評価していただけている要因だと思います。契約数を増やすことはもちろんですが、導入したら終わりではなくその後もGMOサインをご活用いただきたい。お客さまに伴走しながら運用率を上げていくことも大事な指標のひとつです」
GMOサインは自社開発したプロダクトであり、サーバーの運用から導入後のサポートまで一貫して自社で行う体制を整えている。また創業以来20年にわたり、事業ドメインとしてクラウドホスティングサービス業を展開してきた。子会社にSSL国内シェアNo.1の電子認証局GlobalSignをもっているという強みもある。そういった実績の積み重ねも、多くのお客さまの信頼と安心を得ることができた要因といえるだろう。
お客さまに安心してサービスを導入してもらうため、価格帯や契約プランの設定にもこだわっている。小規模のご利用も想定し、基本プランのサービスを充実させて、オプションを追加することなく業務が始められるようにしたり、年単位の契約スタイルが多い中、GMOサインは月単位での契約が可能となっている。
「大手企業だけではなく、中小企業や個人事業主の方にも電子契約を浸透させたいと思っています。そのためには導入部分のハードルをできる限り無くし、始めやすいサービスにしなければなりません。柔軟な対応ができるよう心掛けています」
新しいお客さまにご契約いただくため、キャンペーンなどの施策も積極的に企画し実施してきた。しかしうまくいくことばかりではないという。
「施策が終わったらそれを分析し、新たにブラッシュアップして次の施策に反映させます。しかし反応が良いときもあれば鈍いときもある。原因を追及しても、時期が過ぎると市場のトレンドも変わったりして、様々な要因が絡み合うので一概には言えないところがあります。それでも分析を掘り下げて議論することを繰り返し、仮説を立ててチャレンジする。そうしてお客さまから良い反応がもらえるとうれしくて、やりがいを感じますね」
電子契約は今後ますます、多くの人にとって役立つインフラサービスになるだろう。地域の民間企業や地方自治体など、なかなか電子化が進んでいない場も多いのが今の現状だ。この仕事はそういった場に足を運び、企業のDX化や地方活性化に貢献することもできる。自分の出身地や思い入れのある地域に恩返しできることにも、仕事をしていて喜びを感じるという。
また、営業が意見を出すとマーケティングのメンバーが真剣に取り上げて検討したり、導入支援のためにカスタマーサクセスメンバーと協力して動いたりもする。自発的な提案も発言しやすく、挑戦できる環境が整っていることも各々のモチベーションを上げる要因に繋がっているとのことだ。
「お客さま目線で意見を出せる人には向いている職場だと思います。世の中を便利にしたい気持ちや人の役に立ちたいという思いが生かせる職場なので、やりがいを感じることもできます。積極的に行動できる環境も整っているので、自ら新しい知識を吸収して多くの提案をアウトプットできる人などは、活躍できると思いますね」